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2008/02/22

鑽孔テープ

Tape・鑽孔テープです、探し物してたら出てきました。昭和40年代情報媒体として盛んに使われました。パンチカードてのがありましたが、これより多く使われました。キーパンチャーと言われる職業が存在したのだ。人間が入力するわけだから間違いもある。これを防ぐため、違う人が2度打ちをしてコンペアーするベリファイアーなんて機械まであった。最後まで使われていたのは工作機械を動かす数値制御装置(NC)である。機械屋さんは、いまでもメモリーをテープ何メーター分なんて言っている人がいると思う。15年くらい前まで使われていた。なんせメカでこの紙に穴をあけて、それを読み取るわけだから信頼度はあまり高くない。読み取る方式はメカ式と光式があった。私は20代に、印刷電信機の保守をやっていたので、このテープとの付き合いは長い。今私のインターネット環境は12Mbpsであるが、当時の伝送スピードは直流伝送で50bpsだった、いまの約1/240000の遅さである。アースリターンと言う方式なので岩山などアースが良く取れないところは通信できなかった。もちろん誤り制御など無くノイズがあれば文字化けした、絵や音声の伝送なんて夢の話だったのである。細かい話になるが1文字はスタートビット+6bit+ストップビット=8ビット構成であった。ですから1分間に伝送できる文字は60x50/8=375(文字)ととてつもなく遅かった。シリアル<->パラレル変換はなんとメカにより行っていたのだ。ビットの真ん中をサンプリングして復調するのもメカである。これで銀行の為替の転送なんかやってたんですから笑っちゃいますね。当時でも金額部分は2度送ってコンペアーして合っていたら印刷と言うことをリレーでやっていた。なんてことはなく最初に送った金額数字をリレーで記憶して次に送ったものと照合していただけです。そのほか奇遇チェック(パリテイチェック)ってのやってましたね。エラーは本当の伝送エラーよりリレーなどの不良によることが多かったと記憶している。今のTCP/IPなんてのに到達するのにかなりいろんなエラーフリーの転送方式があったのです。転送スピードはその後200bps、1200bps、2400bps、4800bps、9600bps、、、と進化しました、200bpsはFM、1200bpsからはPMだったと思う。文字転送の初期から10数年こんな仕事に従事しました。古い話は、わかりますが最近のプロトコルは全く無知です。もっぱら道具として使うだけになりました。

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コメント

こんにちは。この記事を拝見している台湾からの留学生 呉と申します。私も日本に来る前に映画会社に勤めっていたから、懐かしく思っています。ところで、日本では、このようなテープを売っている所がありますか。ご存知でしょうか。

投稿: さとみ | 2010/01/20 10:18

このテープは装飾等に使う物ではありませんよ。

投稿: Yukio | 2010/01/21 08:29

「奇遇チェック」→「奇偶チェック」
「200bpsはFM、1200bpsからはPMだったと思う」→各々、FSK, PSKの事だと思います。

投稿: | 2013/12/14 21:38

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