書籍・雑誌

2014/08/06

歴史の真実

・今日は69年前に広島に原爆投下された日です。アメリカ駐日大使も出席して原爆死没者慰霊式、平和祈念式が行われてました。

あの平和記念公園の原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれてます。これに物申す人が結構いるのだ。「戦後歴史の真実」という本を書いた東急総師 五島昇氏の懐刀といわれた前野 徹さん(2007/2死去)もその一人だ。
「私たち日本人は世界に二度と核兵器を使わせませんから」と即刻書き換えろと言う。
アメリカ人が「過ちは繰り返しませぬから」というなら分かるが日本人が言う言葉では無いというのだ。
アメリカの占領政策により日本が悪い、戦争を止めないから原爆を落とした。というアメリカの勝手な言い分が戦後の教育も含めて日本人の頭を洗脳してしまったため、誰もそうなのだと納得してしまっているのです。
前野 徹さんは日本が混迷しているのは、アメリカを始め連合国が勝手に決めた東京裁判に端を発しているといってます。確かにB-29による無差別爆撃をし、原爆を落として多くの一般人を殺した国際法違反はおとがめなし、東京裁判はやる前から決まっていた、日本への復讐裁判だったという。
書評で石原慎太郎さん曰く前野コンフィデンシャルはすごい、面白い。

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2013/10/11

本を買う動機

・「月下上海」という本、松本清張賞受賞したからということで買ったわけではない。
この著者 山口 恵以子という人なかなか面白い、TVでも引っ張りだこのようだ。食堂のおばちゃんで55歳ということだが賞金の500万円は飲み代として使う、私は大酒のみと公言している。結構苦労人のようだが、くよくよせず人生楽しんでいる。 こんな女性の書いた本を読んでみたいなと思ったPhoto次第です。本人もマスコミで騒がれれば宣伝になり本が売れると目論んでいるようです。なかなかやるもんですね、
この表紙も変わっていて綺麗でいいんじゃないでしょうか!
今、本が売れないんだそうです、ですから作家には文学的才能+プロモーション能力が必要のようです。早稲田大学文学部卒業という学歴でなりふりかまわず、食堂のおばちゃんをやるのもすごいです。でも賞を取る小説書くんですから力量のある人なのでしょう。

中身ですが、最初に気づくのは描写が細やかでブログを書いてる私には大変参考になりました。なんとか令嬢の主人公多江子の生き方はなんか自分とはかけ離れているが、なんとなくスカッとして俗な言い方ですがかっこよい。

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2013/08/06

デトロイト市が破産申請

・少し前ですがデトロイト市が破産申請したというニュースが流れてました。負債総額は約180億ドル(約1兆8000億円)とのことです。私は30年ほど前に訪れましたが、このときでさえゴーストタウンとなったところがあちこち見られました。かつては製鉄所まで自前で持っていたアメリカの自動車産業も時代のうねりに追随できなかったということでしょうか?
当時でっかい車を作っていたのでしょうが、いつの間にか燃費の良い日本の小型車に市場を席巻されていったのでしょう。当時の量産設備は今のようなフレキシブルマニファクチュアリングとはいかず、自動化を追及すればするほど安くは作れるが変更がきかいものだったと想像する。皮肉にもトヨタの販売がリーマンショック前に戻ったというニュースも流れました。まさに自由経済下で起っている弱肉強食のの厳しい現実です。私が15年前USAに赴任したときトヨタカローラに乗ってあちらのデーラを見学がてらひやかしで回っていたとき、おばちゃんが寄ってきて「私はこれが欲しいの」なんていってました。ばあさんに人気があるのかと思ったのを思い出しました。
自治体の破産というと、あの石炭の町、夕張市を思い出します。やはり平家物語がいうように沙羅双樹の花が褪せるように「盛者必衰の理をあらはす」ということなのでしょうか。

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2011/06/02

嶋 正利さんの青春

4004img ・最近この本を手に入れた、絶版でその筋の人には高価で取引される有名な本だ。Amazon.co.jpで調べると最安値¥8、648-、最高値¥23、900-である。ちなみに1987年発売時は¥1,700である。なんで高いのかは需要と供給の関係で出来上がるのでなんともしがたい。(私は安く手に入れました)
 以前NHKの特集(電子立国日本??)でやっていたのを見たことがある。とにかく本人が語る世界初のマイクロプロセッサーINTEL4004の開発秘話だからだと思う。嶋さん、こんなすごいことやっているのに、intelは開発者として認めてなかったようだ。最近事実が判明して世界初のマイクロプロセッサーの開発者として認められたようだ。テッド・ホフというアメリカ人が発想したアイデアを実現した人なのだ。すでにこの時代にはストアードプログラム方式のコンピューターは実用化されていたので1チップ上にこの機能を実現したということになる。後の世界に多大な貢献をしても、学術上はあまり評価されなかったということなのだろうか?コンピューターを使っていろんなものを作る人はたくさんいるが、コンピュータそのものを設計するコンピューターアーキテクトは少ない、というかそんな多くは必要としないのだろう。
マイクロプロセッサーとは演算・命令を実行する中央処理装置部分を言い、I/Oやメモリーなどがついてシステムとして使えるものをマイクロコンピューターと嶋さんは言っている。
 こんなすごいことした日本人がいたことは同胞として誇りだと思う。これから梅雨に入って雨降りの日にでもじっくり読もうと思う。若かりし日の嶋さんの夢とロマンを、、

今年は梅雨いりが早かったです。
読んでいくと、この人のプロ意識と仕事に掛ける情熱には驚きました。また日本とアメリカの仕事に対する考え方もよーくわかります。自分は注文者側なのに主設計者になってしまうあたりは、情熱だけでなく、もって生まれた能力の高さをを感じます。ずいぶん勉強もしたようです。マイクロプロセッサーの開発は麻薬のようなもので一度やると止められないと本人は言っている。4004にはじまり8080、Z80、、、、主要なプロセッサーの開発に関与したようです。ICのマスクパターンにイニシャルや家紋を入れたという話は本人でなければ解らない秘話でしょう。苦しい短期間の開発も結構楽しんでやっていたことがわかります。この本を読んでコレが一番すばらしいことだと感じる。すばらしい事を楽しくやる、コレは仕事の理想ですね。失礼して目次の一部分だけでも、、「index.pdf」をダウンロード

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2010/01/28

266文字の教え

Hannya ・266文字の教えが般若心経である。いろいろ考えることありこれ読むことにしたり、というわけです。人間は弱い、ただ本をみたり、師に教わったりする知恵をもっている。別に仏教が好きなわけでもない、ただ迷ったら昔の人の知恵を借りるのも良いことだと思う。般若心経を訳すとかそういう興味はさらさら無い。その道の専門家が誰でもわかるように書いた事を読むだけだ。難解な哲学書は読む気がしない。これは般若心経を基にして生き方を平易に述べているので解りやすい。あまり深く考えると疲れるので素直に納得するようにしている。考えようで本は安いたった¥ 1,365でいろんな知恵が得られるんですから。 いつも世俗まみれの世界で生きていると、たまにはこんな世界も見てみたくなります。[般若心経―人生を強く生きる101のヒント 公方 俊良 (著) ]

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2009/12/27

井上電機製作所

TrioimgYaesuimg_0004 Inoue_2 ・1965年のCQ誌を眺めてました。ICOM、井上電機製作所がFDAM-1の宣伝を出しています。TRIOがTX-88A、9R59のAMからSSBに変わっていく頃です。YAESUが本格的SSB受信機FR-100B、送信機FL-100Bを出しています。2ページにわたる宣伝で、力が入っていることが感じられます。45年たった現在、ずいぶん様相は変わってます。水晶発信器のメーカが見開きと裏用紙にあります、まだAMの時代だったようです。

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2009/12/07

小倉 寛太郎さんの自伝

Sizen ・沈まぬ太陽の恩地のモデルとなった小倉 寛太郎さんの自伝を読みました。本人は沈まぬ太陽”0”版と言ってますが、題名の通り自然な語り文で肩が凝らずに読めます。読んでて感じたのは、この人は結構楽天家で語られているほど左遷人事を悔んでいなかったのではないかと感じます。くよくよしてもしょうがないからこうなったのかは解りませんが。ナイロビに何回か赴任してますが最後は望んで行ったのではないでしょうか?。読み終わって人間は自分の境遇をマイナスにとらえるか、+にとらえるかでこうも生き様が違ってくるのかと思いました。戦前の軍国主義的な教育を受けた影響も生き様に大きく影響していると感じます。この人が自分を振り返っている年齢に自分も近づいてきたので共感する部分も多く楽しく読ませていただきました。定年後は借り衣装(肩書)の人生はやめようという節がありましたが、まさにその通りだと思います。スッピンの自分で生きていくため心新たに社会勉強しようと思う。地域社会に入り込めば過去の借り衣装は邪魔になるだけで何の意味もありません。

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2008/06/16

日本国憲法にかかわった人

Sirasujiro ・吉田茂の側近だった白州次郎(1902~1985)について知りたくなり本を買った。豪商の御曹司でイギリスに留学し、現代に換算すると1回に3000万円という途方も無い仕送りを受けてイギリス貴族とつきあい、当時の高級スポーツカーを乗り回したという経歴を持つ男。こういう豪快な育ちから出た性格か、占領時代のマッカーサーと対等に渡り合った人と言うことで有名だ。深く政治の中にかかわりながら、黒子として活躍した男の生き様を書いた本、80歳までポルシェ911Sを乗り回したかっこいい男としても有名。400ページの厚い本だが一気に読める。この人の生き方の基本になっている 「principles」という言葉、筋の通った生き方をするということは何時の世でも基本でしょう。

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2008/03/16

雨にも負けず

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫な体をもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の蔭の
小さな萱ぶき小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りのときは涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい

宮澤賢治

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2008/03/01

江戸は悪くない

Tokugawa・1年前に出た本である。歴史は繰り返すと言われています。また「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉もあります。今日本が自信をなくして迷っている時代だからこのような本が読まれるのでしょう。封建時代と言われ、悪とされた江戸時代の良さを第18代当主が書いている本である。著者は視点を変えて歴史を語っている。「新しい体制がそれまでの体制を絶賛することはまず無い」とかいう一般論を示して、またグローバルな考え、見方をして江戸を論じている、ちょっと面白い本です。全部読む前にご紹介まで。

人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如し。
急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
心に望み起こらば困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基。
怒りは敵と思え。
勝つことを知りて負くることを知らざれば害その身にいたる。
己を責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるに勝れり。 
-家康-

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